
ワークショップの個人的な感想や、日頃の生活の中で、ジェンダー/セクシュアリティについて想うこと…といっても全てにつながっていると思うので、あまり限定せずに書いてます。
がんばれぇ、退職後のオジサマ!
普段はあまりテレビを見ないのですが、先日偶然、特集番組を見てしまいました。
定年後の男性たちの「第二の人生」を如何に充実させるか、という趣旨の番組だったように記憶してます。
TVの内容によると(あくまでもTVでっせ)、そこに出ていた男性たちは、退職してから時間つぶしが大変だとか。新聞を隅から隅まで読んでみたり、趣味活動を充実させてみたりしているけれども、なんだか空しさが残ると話していました。
ずっと会社人間として働いてきたので、地域に知り合いがいない。
友達もいない。
また、彼らの特徴として挙げられていたのが地域の人たちとうまくコミュニケーションができない(自己紹介が会社的だとか、世間話ができないだとか)。
その上、奥さんや子供たちには「ずっと家にいるから邪魔」とか言われるし、まぁなんてお気の毒。
彼らは彼らなりに正しいと思ってがんばってきたのにね。
そこに映っていた彼らの表情は途方にくれ、なんだか淋しげな感じでした。
ま、そんな状況を脱していただこうとその番組では定年退職後も地域で活動している元気なオジサマのグループや、会社をおこしてしまった人々を紹介したりして、アドバイスを行っていたのです。
興味深かったのはその場面。まず会社人間の殻を抜け出す一番有効な方法として、子供との交流が挙げられていました。小学校とかで昔の遊びを教えたりして、子供と触れ合うことで長年の会社勤務で出来上がってしまったプライドや、話し方などをほぐしていきましょうというもの。確かに取材されていた年配の人たちの子供と接している姿も、なんだか照れくさそうで、嬉しそうだった。
「このおじさん、自分の子供の育児、したのかな。」
素朴な疑問が湧き出てきました。
年齢的にきっとそれは状況的にも難しかったんじゃないのかな。
ま、それはおいといて、イロイロなアイディアをもらって最初は途方にくれた顔をしていた出演者のオジサマ方も、なんだか希望に沸いてこちらにまでワクワクしている感じが伝わってきました。
いわゆる社会の男性ジェンダーが強い会社という【舞台】から降りれてよかったね、オジサマ。
と素直に思ったり、
誰のためのジェンダーなんだか、と改めて考えさせられたのでした。
だってさ、「会社人間の殻」っていってたけど、問題になっていたのってよく聞く「オトコは~するべき」や「オトコは~するべきじゃない」ってことばっかりだったんだもん。
Post Date:2003.04.30 16:40
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