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MIAのツブヤキ

ワークショップの個人的な感想や、日頃の生活の中で、ジェンダー/セクシュアリティについて想うこと…といっても全てにつながっていると思うので、あまり限定せずに書いてます。

ファンタジーは自由だけど…

ある絵本がありまして…

その絵本は、男の子の小動物(以下Aさん)が主人公で、女の子の小動物(以下Bさん)が手編みをしている場面からはじまります。
そしてそこからAさんのファンタジーがずっと続きます。
Bさんに手編みのブツをプレゼントされたりして…
そしたら仲良くなってラブラブになったりして…
そしたら結婚しちゃったりして…
そしたら子供生まれちゃったりして…
そしたら…
そしたら…

で、実際にBさんからプレゼントをもらい、「っていうことは?」とファンタジー通りに夢を膨らませていくAさん。

こんな内容の絵本が、某国家機関から推薦まで受けちゃってるんです。

いやいや、ファンタジーは自由ですけどね。

感想も自由なので言わせていただきますけど…

こういうファンタジーを小さい頃から植えつけていいもんなんでしょうかね。

プレゼントをもらう
→特別な感情を抱いているかもしれないと錯覚する
→万が一相思相愛になったとしても、それが永遠に続くとは限らないなーんてことは勿論、ファンタジーには入ってなく、結婚するのが当然で、子供を産むのが当たり前で…
しかもBさんの気持ちがぜんっぜん考慮されていない。
これ、どういうこと?

こういうの書くヤツも書くヤツだし、推薦なんかするんじゃねぇよっ!

はっ。ついつい興奮してしまいました。

でもワタシは、自分も含めて、思春期にそういう価値観が植えつけられていたからこそ、イロイロ気にしてしまったり、悩んでしまったりしたことがあります。それは私だけの経験じゃないことも見聞きします。
それに、こういう絵本に描かれているような延長線上に、
異性が恋愛対象にならない、と悩む、同姓を好きになる人たちがいたり、
結婚できないと悩む同姓カップルがいたり、
ずっと恋人がいないからとコンプレックスを抱えている人がいたり、
子供が産めない身体だと死ぬほど悩む女性がいたりするのです。
そういう人たちを知っていると、私はこのような内容の絵本をよくもまぁ、ヌケヌケと描けるもんだと思ってしまうのです。
そして、教育の現場に強い影響力をもった機関が推薦しているなんて「価値観の押し付け」を通り越して「価値観の管理」という言葉を想像してしまうのです。

避けられない影響は、親からだけにしておきたいもんです。まったく…

Post Date:2003.05.01 12:57

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