
ワークショップの個人的な感想や、日頃の生活の中で、ジェンダー/セクシュアリティについて想うこと…といっても全てにつながっていると思うので、あまり限定せずに書いてます。
もったいないと思うのは、ワタシだけだろうか
春は別れと出逢いの季節とよくいいますね。
今年の春、ワタシはこれまた淋しい別れを一つ経験しました。
子どもが通っている保育園の保母さん(ここではAさんとします。)が、「ご主人」の都合で地方に引っ越してしまいました。
なんで?
なんでなの?
納得できず問いただすと、
なんでもご主人は飲食店をはじめたらしく、一人ではやはり大変なので手伝って欲しいといわれたそうな。
もちろん、Aさんの決めることなので、ワタシはナニが言えるわけでもないのですが、めちゃくちゃショックなのと、納得がいかないのとで感情が乱れまくりました。
保育園では長年働いて、大人気だったAさん。
あんなに子どもと一緒にいるのが好きそうだったのに…地方のお店でウェイトレス?何でご主人、誰か雇わないの?なんでAさんは仕事やめて無償のお手伝いしにいくの?
とワタシの頭は疑問だらけ。
といっても、もう決まってるし、どうしてだろう?と考えることしかできないので、
考えてみました。
なぜ、ワタシがここまで過剰に反応し、Aさんのパートナーに怒りすら感じるのはどうしてなのか。
ワタシはこの件を通して、きっと社会で優遇される「夫の仕事」を見たんだと思うんです。
その上、個人的な経験上、いっつもパートナーの仕事の都合で、自分の仕事を辞めるのは女性。
妊娠や特に育児、ご主人の転勤、ご主人のご両親の介護とかを理由に「家族のため」といってその状況を受け入れるのは女性。
結婚してなくても「彼が嫌がるから」といって早々と遊びの場を抜け出すオンナ友達。
「彼にナイショ」といって、隠れてタバコを吸う女性。
ワタシはこれまで、日本にいて「女房が転勤になったから、ついていきます。」と退職した既婚男性とか、「女房の両親の看病があるので、習い事(すら)やめます。」というような男性とか、「彼女が嫌がるから、夜は遊びにいけない。」という男友達とかを一人も知らない。
子どもが二人いる家庭で、女性は普段二人の面倒見れてるのに、男性は二人はとても見れないとかいうことが、まるであたりまえ、仕方がない、とまかり通っていることが不思議でならない。
不思議を通り越して、不可解です。
いや、正直みてて不愉快なときすらあります。
きっとワタシは、沢山の才能やキャリアを、いとも簡単に手放していく女性達をみて、もったいないと思うのです。
そして、「家族のために、いさぎよく手放す(自己犠牲的な)あなたはなんてステキな女性なの!」とは思えないんだと、思う。
それに、「自分のしてることにプライドを持て」とか、「隠れてこそこそするくらいなら、やめとけ」とか思うのでしょうね。
ま、とにかく上記のような「不平等(平等とはなにか、という議論は長くなるのでやめときます。)」を当然のごとく求める男性と、当然のごとくその期待に応えようとする女性がなんともみていてたまらないんです…きっと。
自己考察でした。
Post Date:2004.04.22 01:01
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